階段の住宅改修ポイント

階段は、転倒・転落などの家庭内事故が起こりやすい場所です。階段への手すり設置は、2000年の建築基準法改正で新たに追加されましたので、現在の新築住宅では階段への手すり設置は義務化されています(2000年以前に建築確認を得ている建物については、設置義務がありません)。階段で発生した死亡事故が、近年減少傾向にあるのは、階段での手すり設置義務化が大きく影響しているといえます。

階段の住宅改修を行う際は、
改善したい動作・動線を
再確認する!
  • 玄関までの移動
  • 居室までの移動
  • トイレまでの移動
  • 浴室までの移動
  • 寝室までの移動
  • 洗濯物の出し入れ

階段の下り始めと下り終わりに注意!

階段での転落事故は、2つの動作時に多く発生しています。1つは階段の下り始め。もう少し先に下り始めの段があると思っていたら、意外と早く段があり踏み外すケースです。もう1つは下り終わり。階段を全部下りる直前のところで、これで終わりだと思ったら、もう1段あって踏み外すのが典型的です。住み慣れた家ではまずないだろうと思われる事故ですが、実際には頻繁にあります。夜間にトイレへ行くときなども注意が必要です。

階段を下り始める手前から手すりを取付け、注意をうながす。

上写真の様に手すりの延長が出来ない場合はタテ手すりを取付ける。

階段の下り終わりに手すりを延長して取付けるのが理想的。

CASE01 階段の床をすべりにくい床材へ変更

改善したい
動作・動線
『各部屋への移動』
保険適用
介護保険住宅改修適用
工事期間
着工より1日以内

靴下やスリッパだと床が滑りやすく階段の上り下りが恐い。

既存の階段の形状に合わせて現場加工。

滑りにくい材質の踏み板+段鼻を既存の床材に重ね張り。階段の上り下りも安心!

CASE02 安全に階段の上り下りをしたい

改善したい
動作・動線
『各部屋への移動』
保険適用
介護保険住宅改修適用
工事期間
着工より2日以内

木製スロープ設置 今まで付いていた手すりは太くて握りづらく、高さも合っていませんでした。また階段の段鼻に付いているノンスリップ材が出っ張っていて歩きにくく、階段の上り下りに不安を感じていました。握りやすく高さの合った手すりと、滑りにくく歩きやすい床材へ交換したことで、安心して階段を利用できるようになりました。

CASE03 階段昇降機取付け

改善したい
動作・動線
『各部屋への移動』
保険適用
障害者総合支援法適用
工事期間
着工より1日以内

2階への行き来が困難なため階段昇降機を設置。

階段に合わせてレールの形状やシートの向きを変えることが出来るので様々な階段に取付け可能です。

よく一緒に閲覧されているページ